いきいきわくわく科学賞2002 基本要項 研究の進め方 審査発表 表彰式風景 表彰作品 受賞者の感想

審査を終えて
上越教育大学学校教育学部教授 戸北 凱惟



『挑戦を続けてこそ成果』

 受賞された皆さんおめでとうございます。審査の先生方には丁寧な詳しい審査をし ていただきました。県知事賞に輝いた上所小学校4年の佐藤真生さんの研究はブーメ ランの発射機を作ったことが研究のはじまりとなっています。実験がそうであるよう に、いつも同じことができる操作と方法をつかむことが大事だと言うことです。決ま った方法に従って実験をすることで、ブーメランの回転方向、上下運動を、羽のそり や丸みやひねりと関係していることを、実験を通して納得しています。教育長賞の田 沢小学校4年七澤あかりさんの「音ってふしぎ」は学校で学んでいる単元の発展的な 研究です。音出しの工夫と音作りのおもしろさの追求ですが、追求の過程が科学的で した。同じく教育長賞の津川小学校3年佐藤ゆほさんの「サザエの観察」はサザエの 1年間の飼育記録です。決して無理のない報告でしっかりした記録がなされていまし た。他に、表面張力測定器の自作、さばくで植物が育つ工夫、タンポポの根の発芽、 ゼラチンと寒天のちがい、メダカの観察など、興味深い研究がありました。審査で気 づいたことを申し上げます。研究に取りかかって成果を得るまでは誰でも苦労します が、研究は継続してやり遂げることが成功に結びついているようです。また、一度手 応えがある研究をすると次に挑戦するときにもやり方やまとめ方がわかってくるもの です。高学年での挑戦に期待します。

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