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新潟県知事賞
■新潟市立上所小学校3年 市川 奏
『羽化し飛ぶの楽しみに』
1年生の時から、やごをかいつづけ、やごが、おしりから水をいきおいよく出して、水の中をとびまわる様子や、どろの中にかくれたりする様子をおもしろく感じて、やごが羽化して元気にとんでいくのを楽しみにしながら、毎年かんさつをしてきました。
実験などを通して分からないことが分かった時は、とてもうれしく感じます。けれど調べれば調べるほど、またほかにふしぎに思うことがでてきます。このすてきな県知事賞をいただき、ありがとうございます。来年もやごの観察を続けたいと思います。
【講評】
図鑑では知っていたヤゴを偶然見つけてから研究を続けてきた。いくつかの種類のヤゴについて、体のつくりや、さまざまな行動(音に対して、エサの取り方など)さらには羽化の様子など詳細な観察を通して、研究を深めていった。その結果、トンボになった時と比べて口や目の大きさが違うこと、水を吸って出していること、音のする方向に向く−などがわかった。研究を進めていくと不思議なことをたくさん発見した。
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新潟県教育長賞
■五泉市立川東小学校4年 二瓶 優介
『実験重ねて面白く』
ぼくは、自分の名前が新聞にのっているのを見て、すごくびっくりしました。ゴムの力の研究をしてよかったなあ、と思っています。
ぼくは、この研究をするのが、本当におもしろかったです。何回も実験していくうちに、輪ゴムの飛び方について、いろんなことがわかってきたからです。そして、「輪ゴムでっぽうは9.9メートル飛ぶ」という結果が出ました。
この研究は、4年生の大きな思い出です。
【講評】
テレビで見たパチンコやお父さんから教わった輪ゴム鉄砲から輪ゴムを、ゴムの種類・飛ばし方・伸ばした長さ・飛ばす角度・飛ばした時の姿勢(ねじり)などさまざまな条件を変えて、その飛距離を計測した。その結果、「長く伸ばす」「10度で発射する」「ねじれは気にしなくて良い」ことが分った。そこで、輪ゴムを連結してどれくらい飛ぶのかという実験では、最大9.9メートル飛ぶことがわかった。
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新潟県教育長賞
■新潟市立鳥屋野小学校3年 中山侑希
『失敗にもくじけず』
春になるとわたしの家のミカンの木に、アゲハチョウがやってきます。
そのアゲハチョウを2年生の時からかんさつをして、さなぎの色のちがいに気づき、ふしぎに思ったので、いろんな方ほうで育てて、研究をしました。
予想とちがうけっかばかり出て、くじけそうになったけど、こんなにすてきな賞がもらえて、とてもうれしいです。
これからもがんばって、かんさつをつづけたいと思います。
【講評】
家にあるミカンとイヨカンの木に産み付けられるアゲハチョウの幼虫の観察を始めた。色の違う布の上でさなぎにさせたら、色が違う幼虫になった。このとき手触りが「つるつる」と「ザラザラ」しているさなぎがあった。ザラザラしている幾つかの場所でさなぎにしてみたら、違いがあった。これらの違いは、幼虫が成長しすぎていると違わないことから、「終齢幼虫」から「ぜんよう」になるころまわりに影響されると思った。
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新潟県知事賞
■新潟市立上所小学校5年 佐藤 真生
『たくましい植物の知恵』
私の研究が県知事賞に選ばれたと聞いて、本当にうれしかったです。この研究で、印象深かったのは、毎日、周りの環境の変化に合わせて動くシロツメクサの葉の姿です。また、特に心に残っているのは、シロツメクサに体内時計のようなものがあるのを見つけたことです。おどろきと感動でいっぱいになった、その時の気持ちは、今もはっきり覚えています。
この観察を通じて学んだ、自然の中でたくましく生きる植物の知恵を感じながら、これからもシロツメクサの葉の不思議を調べていきたいと思います。
【講評】
シロツメクサの葉の開閉の仕方についての研究。葉の閉じ方は、左右にある2枚の葉が合わさり中央の葉が半分に折れてかぶさること、開閉の時間は一定であり開く方向は光が強い方向を向くこと、葉の開閉の条件は光だけでなく体内時計のような仕組みがあることなど多くのことを明らかにしている。1つの疑問から実験・考察し、そこから生まれた新たな疑問を解決することで、次々と秘密を明らかにしていく様子が伝わってくる。
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新潟県教育長賞
■上越市立国府小学校6年 古澤 佑門
『トンボに印つけて』
県教育長賞を受賞できて、とてもうれしいです。
今年は、去年、昆虫採集していた時に、ふしぎに思ったトンボのなわばりについて観察しました。
一匹一匹を区別するのに苦労しましたが、印をつけたトンボが観察地に帰ってきて、行動パターンが分かったので、うれしかったです。
観察するうちに、見た目以上にたくさんトンボがいることやオスがメスをガードすることが分かり、やりがいがありました。
【講評】
トンボ約80匹に違ったマークを付け、池や水路の周りのトンボがどのような行動をしているかを調べた研究。夏休み中の2週間、25回にわたり調査した。この結果、オスはなわばりを持っていること、オスは長い期間池や水路の周りの決まった場所にいるが、メスは交尾や産卵の時にしか池や水路の周りにこないこと、交尾と産卵は繰り返し行われ、メスの産卵中はオスがガードすることなど多くのことを明らかにしている。
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新潟県教育長賞
■佐渡市立新穂小学校6年 山田 庸平
『計測が忙しかった』
新聞にぼくの名前がのっているのを見たときは、とてもうれしかったです。
この研究では、毎日、決まった時間に身長を測るのが大変でした。特に、1時間ごとの変化を調べたときは、一日中とても忙しかったです。
でも、身長のちぢみ方のきまりがいろいろわかってよかったです。
データをとるため、家族、特に兄から協力してもらいました。とても感謝しています。
【講評】
自分や家族の1日の身長の変化を調べることからスタートした。身長は朝が一番高く、夜一番低くなること、その差は1.5〜2.0センチであること、1日の過ごし方によって身長の縮み方は異なり、横になっているときはあまり変化がないこと、身長が縮むときは上半身はほとんど縮まず、下半身が縮むことなどを明らかにしている。また、どんな運動をしたとき元の身長に戻るかなど自分の体について豊かな発想で追究した。
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新潟県知事賞
■白根市立臼井中学校3年選択理科履修グループ
(安田光・福田拓哉・岡村聡・小柳圭一・轡田明弘・近藤正和・斉藤将成・城丸一真・田村荘太・松澤耕平・渡邊謙晴)
『結果ピタリすごく感動』
何気なく見ているひび割れを調べたいと思い始め、土木に興味がある人や今までにない大きな割れを見つけたことが弾みになった。直径30センチのひび割れの塊を運び、2週間カメラで撮り続けた。
パソコンで模式図をかいたり、グラフにしたり大変だったが、信濃川の土の感触は忘れない。2乗に比例する結果がぴったり一致したときには鳥肌が立つほど感動した。
【講評】
信濃川の河川敷で地面のひび割れを見つけ、グループで話し合いながらその原因を探った。なかなか実験的にひび割れを作れなかったが、7・13水害により河川敷にできた多くのひび割れを観察することでヒントを得た。実験により、ひび割れの平均面積が土の厚さの2乗に比例することをつきとめ、計算式も導き出した。また、ひび割れが大きく反る現象についても観察・実験し、その原因が藍藻であることが分かった。
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新潟県教育長賞
■新井市立新井南中学校3年 霜鳥敏之
『研究継続を誇りに』
県教育長賞を受賞することができ、とてもうれしく思っています。3年間で備長炭電池のしくみの完全解明を目指したことは、中学校生活のよき思い出でもあり、最高の誇りです。
研究の中で、失敗の中にも真実に迫る鍵があるなど、多くのことを学びました。3年間、研究を手伝ってくださった先生には心から感謝しています。
この経験を生かして、これからもさまざまなことに挑戦していきたいと思います。
【講評】
備長炭電池に関する3年間の継続研究。キッチンペーパーの食塩水がアルカリ性にならないことと、ゲル状の沈殿物が生じることから、備長炭電池での化学反応のしくみを考察した。昨年度の反省をもとに、条件統一に注意して実験し、食塩水濃度と電流・電圧の関係を明らかにした。また、接触面積を大きくする、備長炭の不純物を取り除く、酸素を吸着させることでも性能を引き上げることができることを実験で検証した。
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新潟県教育長賞
■浦川原村立中学校1年 杉田 瑞樹・横尾 昴澄人
『卵割れずビックリ』
自転車通学用ヘルメットの内側についている発泡スチロールを見て、事故にあったとき本当に頭を守ってくれるのか疑問に思い研究しました。校舎の4階から厚さ3センチの発泡スチロールの的に生卵を落としても、卵が割れなかった実験はとても驚きました。
この研究でヘルメットをかぶる大切さがわかりました。身近にある発泡スチロールを調べて、こんなに大きな賞をもらえてとてもうれしいです。
【講評】
ヘルメットの内側をおおっている発泡スチロールの衝撃をやわらげる性質を調べた。スポンジ、綿と比較しながら、生卵を落下させて、どれだけの高さで落とすと卵が割れるかで比較した。スポンジでは3.5メートル、綿では0.2メートルの高さから卵が割れだすが、発泡スチロールでは12メートルの高さから落としても卵が割れないことが分かった。さらに素材の違いを、顕微鏡で表面を見たときのスケッチにより比較し考察した。
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新潟県知事賞
■魚沼市立湯之谷中学校1年 覺張 壮
『知るほどに謎が深まる』
県知事賞が頂けるとは思っていなかったので、発表の朝、新聞を見て驚きました。とてもうれしかったです。
キアゲハの研究を始めて4年目になります。今年は水害や猛暑続きという異常気象の中で思うように幼虫を集めることができず、実験や観察も十分とはいえませんでした。
しかし、過去のデータなどを見直し、考え直す、いい機会でもありました。知れば知るほど深まるキアゲハの謎を自分らしく、あせらず楽しく実験・観察することを心がけて、これからも研究に臨みたいと思います。
【講評】
キアゲハをずっと継続飼育している。サナギの色に緑色と黒褐色、中間色の3色あり、それがどんな原因で決まるのか疑問に感じていた。幼虫やサナギの周囲の条件を調べた過去3年間のデータをもとに、サナギの色は周囲の色に影響されるのではないかという仮説を得た。ペットボトルや紙で飼育装置をつくり確認実験をした。その結果、中間色が不規則だったものの、緑色と黒褐色についてはほぼ周囲の色に一致することが分かった。
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新潟県教育長賞
■柏崎市立柏崎北条中学校3年 五十嵐 修吾
『洞くつの中で実験』
発光ダイオードや、抵抗など何百もの部品をハンダ付けするのはとても大変でしたが、光の色の違いにより植物の成長に影響が表れることが分かって満足しています。
異常高温が続いた今年の夏に、適温を一定に保ち、実験を成功させることができたのは、大昔の人が掘った涼しい洞くつが我が家の庭にあったからです。
今回の受賞にあたり、洞くつを掘った大昔の人たちには特に感謝したいと思っています。
【講評】
植物は、成長する際特定の色の光を利用しているのではないかと思いついた。発光ダイオードを利用して赤青緑黄の4色光と暗闇の栽培箱でカイワレダイコンを育て成長量の違いを調べた。ひょろ長く伸びたり、短いががっしりしていたり、色によって異なる成長が見られた。得た結果に納得できず、ダイオード光をホログラムシートで調べたら、単色光のように見えても多少ほかの色が混ざっていることも分かった。
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新潟県教育長賞
■津川村立津川中学校3年 佐藤 未来
『大きな達成感得る』
今回の研究の発想は、ソフトボール地区大会会場で行われた散水で、風を体感したことがきっかけとなりました。3年間打ち込んできた部活動の最後になった試合で、3度目となる打ち水研究への動機が生まれたが、その実験は試行錯誤を繰り返しました。
その結果が受賞という最高のかたちへつながった今は、大きな達成感を得て、中学校生活を締めくくることができる気がします。本当にありがとうございました。
【講評】
グラウンドに散水するときに感じる風と涼感に疑問を抱き、研究のテーマとして3年目をむかえた。地面にまく水の量を変えたり扇風機で風を起こしたりしながら、周囲の気温変化を測定した。また、線香の煙で空気の流れを追い、変化が表れる範囲をしらべた。野外で起こる微小な温度変化や風向を調べる作業は困難を極めたが、粘り強くたくさんの細かいデータを積み重ねることで、ようやくその姿をとらえることができた。
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