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多くの食品が廃棄されている中、家庭での食品ロスを減らし、日常の食卓からエコを実践しようと、県民環境キャンペーン「地球の守り人」では、守り人教室特別編として「食卓からエコライフを考える 収穫体験&『エコうまレシピ』料理教室」(主催 新潟日報社、協賛 味の素梶A協力 JA新潟市、JA全農にいがた)を12日、新潟市東区で開催した。10組20人の親子が参加、農園でニンジンを収穫した後、旬の食物を無駄なく活用する「エコうまレシピ」料理に挑戦。親子で協力して作った「残り野菜のエコサラダ」など3品に舌鼓を打った。
まずは新潟市東区下山地区の農園へ。緑のじゅうたんを敷き詰めたように、旬を迎えたニンジンの葉が一面に広がる。同地区は、JA新潟市管内で唯一のニンジンの産地だ。ここが収穫体験の場となる。 同地区の生産者、羽田良夫さんの畑では、1200平方メートルほどに約4万本を植えている。羽田さんは「今年の夏は暑かったため、なかなか発芽せず、毎日水をかけて世話した。大雨などもあり大変だったが、何とか収穫を迎えることができた」と収穫までの苦労を説明した。 その後、参加者は親子でニンジンを収穫。鮮やかなオレンジ色のニンジンを引き抜くたび、歓声が響いた。収穫の喜びを味わい、充実感もひとしおのようだ。JA全農にいがた園芸部青果販売課副審査役の高橋康生さんも駆け付け、「生産者の思いが込められたニンジンで、おいしく料理を作って食べてください」と参加者に呼び掛けた。
畑を後にし、一行は同市の東区プラザへ。同市在住の料理研究家、中島有香さんの指導で、収穫したニンジンを使った「エコうまレシピ」料理に挑戦した。 「エコうまレシピ」とは、「エコ」で「うまい(上手い・美味い)」レシピのことで、味の素の登録商標。 食料自給率の低い日本。日本で国内外から調達される食用の農林水産物は1年間で約9千万トンといわれている一方で、年間約1900万トンもの食品が廃棄されている(2009年農水省「食品ロスの削減に向けて」より)。そのうち一般家庭からの排出量は約1100万トンにものぼる。内訳は本当に食べられない部分はもちろん、賞味期限切れや食べられるのに捨てられている「可食部の廃棄」が200〜400万トンを占めると推測されている。しかも食べ残しより調理時に出る廃棄物の方が多いという。 そんなもったいない′サ状を各家庭の食卓から変えていこうと、考案されたのが「エコうまレシピ」だ。旬の食材を無駄なく使って簡単にできるものを目指している。 今回の献立は「野菜たっぷりビビンバ」と「ブロッコリーのワンタンスープ」、「残り野菜のエコサラダ」の3品。収穫したてのニンジンは皮をむき「野菜たっぷりビビンバ」で使用、皮は捨てないで取っておく。「ブロッコリーのワンタンスープ」でもブロッコリーの房だけ使うが茎は捨てない。それらはすべて「残り野菜のエコサラダ」の材料に変身、あっという間に3品が出来上がった。食材を無駄なく使ってもう1品、まさに「エコうま」だ。 収穫体験から参加し、料理教室では中島さんのアシスタントを務めたローカルアイドル「Negicco(ねぎっこ)」も、「いつもは捨てている部分を使うなんて」とびっくり。「その部分を使って1品多くできるなんてお得だね」と感心していた。 中島さんは「旬の食材は安いし、体に良い成分が入っている。地元で採れたものを使えば輸送費などがあまり掛からないので、エコにもつながる」と解説。ニンジンについては「ベータカロテンが豊富。その栄養は根っこよりも皮にあるので、捨てるのはもったいない。葉っぱにも栄養がたくさん。春菊と同じように使える。オリーブオイルで炒めてもOK」と調理方法をアドバイスした。 参加した子どもたちの中には、あまり包丁を使ったことのない子もいたが、保護者の心配をよそに大人顔負けの包丁さばきを披露していた。
料理も完成し、いよいよ試食。「いただきます」の前に、味の素新潟営業所主任の長濱賢治さんが「一番身近なエコとは、食べ物を作る農家、それを調理するお母さんなどに感謝し、その食材を無駄なく使い切ること。食事の前に言う『いただきます』は『命をいただく』ということ。皆さんは命をいただくリレーの最終ランナー。そのことを感じながら食べてほしい」と呼び掛けた。 参加者は、食材などへの感謝を込めて「いただきます」と言うと、おいしそうに食べ始めた。五泉市の相良栄子さん(39)は「生産者の話を聞いたので、ニンジンの味も格別。普段、ニンジンの皮をむかずに使ったり、ブロッコリーの茎は炒め物にしていたけど、サラダは斬新。ドレッシングも簡単だったので、早速家で作りたい」とにっこり。春香ちゃん(10)も「ニンジンの収穫が楽しかった。暑いと芽が出ないと聞いて、びっくりした」と話した。
多くの食品が廃棄されている中、家庭での食品ロスを減らし、日常の食卓からエコを実践しようと、県民環境キャンペーン「地球の守り人」では、守り人教室特別編として「食卓からエコライフを考える 収穫体験&『エコうまレシピ』料理教室」(主催 新潟日報社、協賛 味の素梶A協力 JA新潟市、JA全農にいがた)を12日、新潟市東区で開催した。10組20人の親子が参加、農園でニンジンを収穫した後、旬の食物を無駄なく活用する「エコうまレシピ」料理に挑戦。親子で協力して作った「残り野菜のエコサラダ」など3品に舌鼓を打った。
地場の農園でニンジン採り 引き抜くたびに歓声
ふさふさとした緑色の葉を引っ張るとオレンジ色のニンジンが。収穫の喜びに笑みがこぼれる=新潟市東区下山
まずは新潟市東区下山地区の農園へ。緑のじゅうたんを敷き詰めたように、旬を迎えたニンジンの葉が一面に広がる。同地区は、JA新潟市管内で唯一のニンジンの産地だ。ここが収穫体験の場となる。
同地区の生産者、羽田良夫さんの畑では、1200平方メートルほどに約4万本を植えている。羽田さんは「今年の夏は暑かったため、なかなか発芽せず、毎日水をかけて世話した。大雨などもあり大変だったが、何とか収穫を迎えることができた」と収穫までの苦労を説明した。
その後、参加者は親子でニンジンを収穫。鮮やかなオレンジ色のニンジンを引き抜くたび、歓声が響いた。収穫の喜びを味わい、充実感もひとしおのようだ。JA全農にいがた園芸部青果販売課副審査役の高橋康生さんも駆け付け、「生産者の思いが込められたニンジンで、おいしく料理を作って食べてください」と参加者に呼び掛けた。
皮まで使いもう1品 中島さん指導 簡単メニューに挑戦
中島さんのアドバイスを聞きながら、採りたてのニンジンを刻む。鮮やかな手並みは大人顔負けだ=新潟市東区プラザ
畑を後にし、一行は同市の東区プラザへ。同市在住の料理研究家、中島有香さんの指導で、収穫したニンジンを使った「エコうまレシピ」料理に挑戦した。
「エコうまレシピ」とは、「エコ」で「うまい(上手い・美味い)」レシピのことで、味の素の登録商標。
食料自給率の低い日本。日本で国内外から調達される食用の農林水産物は1年間で約9千万トンといわれている一方で、年間約1900万トンもの食品が廃棄されている(2009年農水省「食品ロスの削減に向けて」より)。そのうち一般家庭からの排出量は約1100万トンにものぼる。内訳は本当に食べられない部分はもちろん、賞味期限切れや食べられるのに捨てられている「可食部の廃棄」が200〜400万トンを占めると推測されている。しかも食べ残しより調理時に出る廃棄物の方が多いという。
そんなもったいない′サ状を各家庭の食卓から変えていこうと、考案されたのが「エコうまレシピ」だ。旬の食材を無駄なく使って簡単にできるものを目指している。
今回の献立は「野菜たっぷりビビンバ」と「ブロッコリーのワンタンスープ」、「残り野菜のエコサラダ」の3品。収穫したてのニンジンは皮をむき「野菜たっぷりビビンバ」で使用、皮は捨てないで取っておく。「ブロッコリーのワンタンスープ」でもブロッコリーの房だけ使うが茎は捨てない。それらはすべて「残り野菜のエコサラダ」の材料に変身、あっという間に3品が出来上がった。食材を無駄なく使ってもう1品、まさに「エコうま」だ。
収穫体験から参加し、料理教室では中島さんのアシスタントを務めたローカルアイドル「Negicco(ねぎっこ)」も、「いつもは捨てている部分を使うなんて」とびっくり。「その部分を使って1品多くできるなんてお得だね」と感心していた。
中島さんは「旬の食材は安いし、体に良い成分が入っている。地元で採れたものを使えば輸送費などがあまり掛からないので、エコにもつながる」と解説。ニンジンについては「ベータカロテンが豊富。その栄養は根っこよりも皮にあるので、捨てるのはもったいない。葉っぱにも栄養がたくさん。春菊と同じように使える。オリーブオイルで炒めてもOK」と調理方法をアドバイスした。
参加した子どもたちの中には、あまり包丁を使ったことのない子もいたが、保護者の心配をよそに大人顔負けの包丁さばきを披露していた。
生産者の苦労かみしめ試食
作ったばかりの料理をほおばる。「えーっ、ブロッコリーの芯(しん)ってこんなにおいしいの?」=新潟市東区プラザ
料理も完成し、いよいよ試食。「いただきます」の前に、味の素新潟営業所主任の長濱賢治さんが「一番身近なエコとは、食べ物を作る農家、それを調理するお母さんなどに感謝し、その食材を無駄なく使い切ること。食事の前に言う『いただきます』は『命をいただく』ということ。皆さんは命をいただくリレーの最終ランナー。そのことを感じながら食べてほしい」と呼び掛けた。
参加者は、食材などへの感謝を込めて「いただきます」と言うと、おいしそうに食べ始めた。五泉市の相良栄子さん(39)は「生産者の話を聞いたので、ニンジンの味も格別。普段、ニンジンの皮をむかずに使ったり、ブロッコリーの茎は炒め物にしていたけど、サラダは斬新。ドレッシングも簡単だったので、早速家で作りたい」とにっこり。春香ちゃん(10)も「ニンジンの収穫が楽しかった。暑いと芽が出ないと聞いて、びっくりした」と話した。
さっそく作ろう エコうまレシピ ほとんど捨てず献立完成
「残り野菜のエコサラダ」(写真奥)
「ブロッコリーのワンタンスープ」(写真右)
(白い部分は「残り野菜のエコサラダ」に使用)
(「野菜たっぷりビビンバ」で残した部位)
(「ブロッコリーのワンタンスープ」で残した部位)
(「ブロッコリーのワンタンスープ」で残した部位)
アドレスは http:www.ajinomoto.co.jp/activity/kankyo/eco/ecouma