通年企画「復興へ中越地震」
通年企画「復興へ中越地震」

■TOP

■道新「ぶんぶん号」発行PDF

心をひとつ
 ふるさと復興





新米のおにぎりを食べ、中越地震後初めての米の収穫を喜び合う木篭集落の住民ら=13日、長岡市山古志東竹沢

3年ぶり、山古志木篭で新米

 中越地震で大きな被害が出た長岡市山古志地域の木篭集落住民が13日、同集落で地震後初めて取れた新米を味わう収穫祭を、地元の諏訪神社で開いた。田植えや稲刈りに協力したボランティアらも参加し、「おいしいね」と声をそろえ、3年ぶりにできた木篭米をかみしめていた。
 振る舞われたおにぎりやご飯の米は、土砂崩れダムを見下ろす集落外れの棚田約20アールで収穫したコシヒカリ。同集落区長の松井治二さん(67)が「地域外の人との交流の場になれば」と、新潟市や三条市などのボランティアにも呼び掛け、5月に田植え、9月の終わりに稲刈りを行った。
 収穫祭では神社境内に敷いたござに約30人が車座になり、新米のおにぎりや棚田近くの畑で取れたナスや大根入りの豚汁などに舌鼓を打った。参加者は口々に「稲刈りは楽しかったね」「来年もまた来てください」と声を掛け合い、収穫を喜んでいた。
 同集落の上田久江さん(68)は「涙が出るくらいうれしい。地震前の米よりおいしく感じる」と感慨深そうだった。

新潟日報2007年10月14日

前後のニュース

  • 17日未明に震度4、小千谷市(2007/10/17)
  • 川口の中越地震震央に新標柱(2007/10/15)
  • 3年ぶり、山古志木篭で新米(2007/10/14)
  • 山古志種苧原で3年ぶり祭り(2007/9/9)
  • 川口で住民らが復興交流会議(2007/9/2)
    記事一覧 ->