通年企画「復興へ中越地震」
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3年間の思いをかみしめながら、中越地震で亡くなった68人の犠牲者をしのんで献花する遺族ら=23日午前10時30分ごろ、長岡市幸町2の同市立劇場

中越地震で合同追悼式

 68人が亡くなった中越地震から3年を迎えた23日、県と関係7市町による合同追悼式が長岡市の市立劇場で行われた。遺族ら参列者約900人が黙とうをささげて犠牲者をしのび、7市町の小学生たちが「助け合いの心を広げたい」と復興へ歩むメッセージを発信した。

 式は県と長岡市、小千谷市、十日町市、見附市、魚沼市、南魚沼市、川口町が主催。壇上の祭壇には68本のキャンドルと白菊2000本が並び、遺族約人が献花した。

 川口町中山で父の古田島定夫さん=当時(64)=と2女の千秋さん=同(12)=を亡くした徳之さん(46)が遺族代表としてあいさつし、「この3年、いろいろな苦労や出来事があった。悲しみ、苦しみ、憤り、さまざまな気持ちがうごめく中、全国から心温まる支援をいただき、勇気づけられた」と感謝を述べた。

 遺族の中には、ハンカチで何度も目頭を押さえる女性や、弱った足で祭壇へ上り、献花するお年寄りの姿も見られた。

 泉田裕彦知事は追悼のあいさつで「皆さんが心からの笑顔を取り戻し、ともに復興のスタートラインに立つことができるよう決意を新たにした」と誓い、森民夫長岡市長は「人々が助け合って復興に向かう力は(自然の力に)勝るすごいものと言われるように復興させたい」と述べた。

 各市町代表の小学生7人が壇上から順に「苦しんでいる人の悲しみを知った」「お世話になった人たちに感謝の気持ちを伝えたい」などとメッセージを発信した後、最後に小学生約130人と来場者全員で「故郷(ふるさと)」を合唱した。

 地震が発生した午後5時56分には長岡市山古志地域など各地で追悼式が行われる。

新潟日報2007年10月23日

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