通年企画「復興へ中越地震」
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24日午後3時に開通する長岡市妙見町の県道=22日、本社ヘリから

中越地震の拠点整備案固まる

 長岡市と小千谷市、川口町は22日までに、中越地震の体験を広く伝えるため、共同で「災害メモリアル拠点整備構想」を固めた。24日に県道が2年5カ月ぶりに復旧する長岡市妙見町の土砂崩れ現場を「祈りと宣言」の場と位置付けるなどの内容。3市町は同構想を3月末までにまとめ、2007年度から県と具体化に向けた協議をスタートさせる予定だ。

 同構想によると、長岡市中心部に記録や資料を公開する「アーカイブスセンター」を開設するほか、旧山古志村には被災から復旧の過程が分かるように地震前の旧道や巨大な砂防えん堤などを巡るコースを整備する。小千谷市には災害体験を伝承する体験型ミュージアムを配置。震源地の川口町には地震のメカニズムを探究・学習できる場を検討する。

 妙見町の土砂崩れ現場では信濃川沿いに小千谷市へ通じる県道の斜面が約250メートルにわたって崩落、巻き込まれた魚沼市の母子が亡くなり、皆川優太ちゃん(5才)が奇跡的に救出された。同構想ではこの場所に慰霊碑や花壇などを整備する案を掲げる。

 県道の復旧工事は昨年4月に着手。地震前とほぼ同じルート上に約20億円をかけ、延長354メートル、幅9・5メートルの道路を完成させた。


新潟日報2007年3月23日

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